Windowsにプログラミング用フォント「Ricty」を導入してみた

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ちょっと前に、はてなブックマークのホッテントリに掲載されていたプログラミング用フォント「Ricty」
すっかり忘れていましたが、Windows 7 x64に導入してみました。

Windowsではちょっと難があるようなので、それの解決方法も併せてご紹介します。

OS
Windows 7 Ultimate x64
利用環境
Aptana Studio 2

Rictyのインストール

2011-05-10現在、ライセンスについて議論が行わているようです。


現在、debian-devel および debian-bugs-dist において、Ricty のライセンスについて議論が行われています。具体的には、OFL 1.1 の以下の条項に矛盾するかしないかというものです。これについては、「(単体のライセンスの下での配布を前提として) OFL であるはずのフォントのライセンスを偽装して OFL 以外の (単体の) ライセンスの下で配布してはならない」と解釈し、合成フォントはこれに当たらないと判断した上で、改変フォントである Ricty の配布を行っています。しかしながら、議論の結果によっては Ricty の配布を中止することもありえますのでご了承ください。

配布元よりダウンロード後、「Ricty-Bold.ttf」「Ricty-Regular.ttf」をフォントにコピー。

表示確認

Aptanaで表示を確認してみました。フォントサイズは11pt。
なんだか縮小かけたみたいにところどころ文字が欠けちゃってますね、これでは逆に見づらいです。

UbuntuやMacでは問題なくキレイに表示されます。
あぁやっぱりWindowsはどこまでいってもWindows。相変わらずのアレです。

解決方法は次の項。

gdi++ Heliumを導入する

gdi++ Heliumとは

Windowsのダメダメなgdiに代わってフォントのレンダリングを行うオープンソースのソフトウェアです。
開発が止まってしばらく経っていますが、まだまだ現役で使われています。

導入方法

gdi++は数年前に放り投げてしまった記憶があるほど導入がメンドクサいですが、どこかの親切な超兄貴が初心者でも簡単に導入できるパッケージを公開してくれていましたので、これを使います。

特に設定しなくとも「gditray.exe」を起動するだけで64bitを除いたアプリケーション全体に有効になりますが、今回はAptana Studio 2とついでにFirefox / Google Chromeでのみ有効にするよう設定しました。

100_MySet.ini
[General]
; ▼GDI++アイコン右クリックで表示される 「使用中の設定」に表示される設定名称
; (書式) Name="任意の名称"
Name=MySet

; ▼GDI++アイコン右クリックで表示される 「使用中の設定」に表示されるアイコン
; (書式) Icon=..\gditray.exe,"-200 ~ -209までの任意の数値"
Icon=..\gditray.exe,-209

; ▼標準のウェイト
; -32 ~ +32
; 0 = デフォルト
; "Individual"で個別設定されているフォントには適用されない。
NormalWeight=-16

; ▼太字のウェイト
; -16 ~ +16
; 0 = デフォルト
; "Individual"で個別設定されているフォントには適用されない。
BoldWeight=-8

; ▼濃さの調整
; -32 ~ +32
; 0 = デフォルト
; ガンマ補正を有効にした場合は概ね2倍強の設定値でガンマ補正無効時と同等の濃さになる。
Saturation=8

; ▼モジュールリストの優先順位
; [0 = Deny] / 1 = Allow / 2 = Allow>Deny
; 0 = 拒否モジュール設定のみ有効 (デフォルト)
; 1 = 許可モジュール設定のみ有効
; 2 = 許可モージュール設定を拒否モジュール設定より優先しながら両方有効
ModuleListOrder=1

[Individual]
; ▼フォント別設定
; Format: FontName = Hinting,AntiAliasMode,NormalWeight,BoldWeight,ItalicSlant
; 使用する環境に応じて適時修正、追加、コメントアウトする
; MS Pゴシック=,,-16,-8
; MS ゴシック=,,-16,-8
; MS UI Gothic=,,-16,-8
; メイリオ=1,2,-8,0
; Meiryo=1,2,-8,0
; Meiryo UI=1,2,-8,0
; Tahoma=0,,-10,-10
; Verdana=,,-16,-8
; Arial=,,-16,-8
; M+2P+I1PAG=2
; ShinGoAA=,,-10
; SGMAA=,,-16,-10
; 丸ゴAA=,,-19
; 角ゴAA=,,-24
; MeiryoKe_PGothic=,,10
; MeiryoKe_UIGothic=,,10
; SGCGAA=,,-16,-10
; SGAM=,,-16,-10
; Henry-W4P=,,-10,-7
; MillyAA=,,-10,-7
MS P明朝=,,16,8
MS 明朝=,,16,8
Ricty=,,0,0

[FontLink]
; ▼フォントリンクのような物
; Format: FontName=Name1,Name2,Name3, ... (Max:16)
; レジストリの設定とは違い、ファイル名は書かない。
; 当然ながら Individual も有効。
; ただし、AntiAliasMode はリンク元のフォントと同じになる。
; 注: レジストリの設定は見ていないので、gdi++.ini に書き写すこと。
; Tahoma = MS UI Gothic, SimSun, PMingLiU
; Lucida Sans Unicode = MS UI Gothic
; MS UI Gothic = SimSun, PMingLiU
; Microsoft Sans Serif = MS UI Gothic

[Exclude]
; ▼除外フォント
; GDI++で描画させたくないフォントを指定
Marlett
MS UI Gothic
メイリオ

[AllowModule]
; ▼許可モジュールリスト
; 指定したものだけGDI++で描画する
; (例) example.exe、example.dll等
firefox.exe
chrome.exe
AptanaStudio.exe

長いので「99_Example.ini」の設定から変更した部分だけ記載しています。
この設定で試してみたい方は以下よりダウンロードしてください。

細かい設定方法は省きますが、パッケージ内に解りやすい説明等も用意されていますので、各自ベストな設定を見つけましょう。

表示確認

再度Aptanaで確認。文字欠けがキレイに無くなりました。
今まではメイリオでやっていましたが、こちらの方が見やすくて良さそうです。

最後に

gdi++ Heliumは残念ながら64bitアプリケーションでは有効になりません。
64bitアプリケーションでRictyを使用したい場合は、gdippezgdiが使えそうです。
gdippは設定の幅が狭いですが、とても簡単に導入出来ましたのでオススメです。

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